☆勉強会(仮)☆(2022/05/21/土)
本日は「SDGsー危機の時代の羅針盤」の後半を読み進めていきました。今回のキーワードは「非効率な交渉(話し合い)」です。
最初に、”マルチテラリズム”という言葉が最初に気になったのですが、先進国も途上国も、できるだけたくさんの国家が話し合いの場に参加できることは時間はかかってしまうかもしれないけど、大切だよねという話題になりました。
その後、ジェンダー問題は早急に解決しなければいけないため期限が設けてないということが話題に上がりました。女性の命が軽視されていて命にかかわる場合もあるため、ジェンダー問題も早急に解決されなくてはいけません。でも、他の問題もできるだけ早い方がいいし、なんなら期限や数値で目標が示される方がわかりやすくて取り組みやすいのでは…?と話が広がりました。その後、ジェンダー問題について数値化できることとできないことって何だろう?ということで以下の例が挙がりました。
〇数値化できる
・雇用や参画の数値
・賃金など金銭的なこと
〇数値化できない
・セクハラや性犯罪(件数もされた側が声を挙げられない場合もあるため)
・偏見
・法律や社会制度の中身
数値化できることは貧困の問題とも関わっていますが、数値化できないものはジェンダー問題に独特な事柄も出てきました。それでは、数値化できないものを改善するためには何が必要なんでしょう?
今回は、先ほど紹介した「非効率な交渉」が必要だという意見でまとまりました。多様性が尊重されるべきであるのに、マイノリティ側が意見をいいにくい環境であることは問題です。そのために「非効率」でも交渉をする、続けていくことが大事であるという結論に至りました。
みなさんはどう考えますか?
今日も意見がたくさん出て、議論が深まったのでとても楽しかったです。次回についてはまたホームページやTwitterにて告知いたします。興味のある方は是非ご参加ください。
