2022/10/22/土
今日は「SDGs―危機の時代の羅針盤」の読書会最終回!
最近ペットボトルの値上げがされて話題になりつつありますね。支援級があることについての海外からの批判も耳にします。障がいを持つ人たちと持たない人たちの、多様な人の中で、自分に合った学び方ができる自由を保証することは日本ではかなわないのでしょうか。誰が実現できるのでしょうか。
“How dare you=よくもそんなことを” は、2018年の私たちと同い年のグレタさんによる国連での発言です。子どもたちや若い世代からの信頼を失いつつあるこの社会は、誰が変えることができるのでしょうか。
この読書会を通して、たくさんのことを知れて、たくさん語り合えてとっても良かったです。SDGsに何となく取り組めば何となく良い社会になるのだと考えて動いていらっしゃる方も少なくないとは思います。ただ、この本によればSDGsとは羅針盤・コンパス的な役割であるとのことです。ひたすら同じ方角に進んでも目的地がなければ目的地に達することはできないと思います。SDGsがコンパス的な役割を果たしてくれるのであれば、まずはどのような目的地に行きたいかを明確にするのも良いと思います。そのためには「誰一人取り残さないように」非効率でも確実に対話を続け、目的地をみんなで見つける必要があるかもしれません。面倒くさく思えるかもしれません。ただ、2030年まで残り10年を切っています。10年後までに目的地にたどり着けるのでしょうか。

